便秘にはヨーグルトが効果的!って話を良く聞くと思います。
しかし、妊娠中は(赤ちゃんに影響を与えるため)ヨーグルトは控えた方が良いという話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
妊娠中は、お腹の赤ちゃんを元気に育てるために、さまざまなことに制限が出て来ます。
食べるもの、飲むもの、妊婦にとって良くないものもたくさんありますよね。
便秘解消に効果的な食べ物の代表であるヨーグルトは、妊娠中に食べても大丈夫なのでしょうか?
妊婦が便秘対策にヨーグルトを食べても良い?
お腹の赤ちゃんへの影響もあるので、市販の便秘薬に頼るわけにはいきません。
便秘解消に効果的な食べ物の代表であるヨーグルトは、妊娠中でも積極的に摂取したい食材の一つですよね。
しかし、妊娠中はヨーグルトは控えた方が良いという話を聞いて、ヨーグルトを食べるのを控えていた方も多いのではないでしょうか?
実はヨーグルトを控えた方が良いという噂は、ヨーグルトの成分自体が妊婦と赤ちゃんに悪いのではなく、ヨーグルトを食べ過ぎることで脂肪や糖分の過剰摂取となってしまう事が原因とされています。
(※脂肪や糖分の過剰摂取を続けると体重が増加してしまい、赤ちゃんに悪影響が出てしまう可能性があります。)
つまり、食べ過ぎなければ、妊婦でもヨーグルトを食べて問題ないとも考えられます。
低脂肪ヨーグルトは赤ちゃんのアレルギー発症の原因とも言われているので、低脂肪のヨーグルトは避けるようにしましょう。※ヨーグルトの脂肪分が赤ちゃんの免疫力を高めてくれると考えられているからです。
妊婦の便秘にヨーグルトが効果的な理由
ヨーグルトは牛乳に酵母や乳酸菌を混ぜて、発酵させて作られる、発酵食品の一つです。
ヨーグルトにはさまざまな健康効果や美容効果がありますが、その中でも、便秘解消効果は多くの人が実感している効果ではないでしょうか?
ヨーグルト1mlの中に含まれる乳酸菌は、1000万個以上と言われています。
乳酸菌が腸に届くと、善玉菌のエサとなり腸内環境が整えられるようになるのです。
悪玉菌が抑えられ、善玉菌が優位になると、ぜん動運動が起こりやすくなったり、腸内で便の移動がスムーズになったり、便が柔らかい状態を保てるようにしてくれます。
また、ヨーグルトに含まれるビタミンやカルシウムも妊婦さんにはとても良い効果を発揮してくれるのです。
新陳代謝を促したり、ストレスを軽減したり、丈夫な骨を作ってくれたり。
便秘解消のためだけでなくても、妊娠中はヨーグルトを積極的に摂取したいものです。
食後のデザートや間食をヨーグルトにすると、余分なカロリー摂取を抑えることも出来ますよ。