赤ちゃんの生後6日目にするお七夜ですが、その時に食べるのは一般的にどのような料理か知っていますか?
赤ちゃんの始めてのイベントだからきちんとお祝いしたいと思うお母さんも多いと思いますが、まだ退院したばかりで、お母さん自身がお七夜の準備をすべてするのは大変です。
世のお母さんたちはどうやってこのイベントを乗り切ったのでしょうか?
お七夜の料理はどのようなものが良い?
お七夜の料理と言えば、尾頭付の鯛、お赤飯、お刺身、天ぷら、茶碗蒸し、お吸い物などが定番です。
お祝い事なので紅白のかまぼこやお餅が出ることもあります。
これだけの料理を用意するとなれば、食材の買い物だけでも重労働で、それに加えて調理や後片付けがあるので、産後の体にはちょっと大変です。
最近の家庭のお七夜事情
そのため仕出しやケータリングなど自宅まで配達してくれるものを利用する家庭が多くなっています。
仕出し屋さんに『お七夜のお膳をお願いします』と頼めば、予算に応じた料理を届けてくれますし、前もってお願いしておけばメニューを届けてくれるところもあります。
家庭によっては、お母さんの好きなものでお七夜の料理を考えたり、ピザなどを取って形式的にお七夜をしたりする家庭も増えています。
お七夜のやり方に特にこだわりがないのであれば、このような方法が楽で良いかもしれません。
私のお七夜体験①
私がはじめてお七夜体験をしたのは、姉の出産後でした。
お七夜と言っても、お食い初めと兼ねて行っていたため、古くからの習わしのようなお七夜とは少し違いました。
お膳の料理は、尾頭付の鯛やお赤飯、お刺身、天ぷら、茶碗蒸し、ハマグリのお吸い物で、仕出しを利用したため姉も母もとても楽だと言っていたのを覚えています。
家族だけで行ったため、普通のお食事会と様子はあまり変わりありませんでしたが、赤ちゃんの足型や手型をとったり、写真を撮ったりと和やかなムードが漂っていました。
私のお七夜体験②
次にお七夜体験をしたのは、私が娘を生んだ時です。
私は子どもが生まれたとき、生後6日目に義家族、実母を自宅に招いてお七夜をしました。
お祝いの料理も、私が好きなものも食べたかったので、尾頭付きの鯛、お赤飯、お刺身、からあげ、サラダ、ケーキという献立にしました。
幸い、義両親、旦那、実母がそれぞれ準備してくれたため、私はほんの少し手伝う程度でしたし、当日は命名書を書き、食事をして写真を撮るだけにしたので、ゆったりと過ごすことができました。
本当はこのときに手形をとりたかったのですが、把握反射(手や足の指に触れたものを握ろうと、ギュッと指を折り曲げる反射)があってきれいな手形がとれないと聞いたので延期しました。
赤ちゃんにとって初めてのお祝い事なので、気負ってしまうお母さんも多いと思いますが、まずは産後の自分の体を労わるのが先決です。
命名の由来や、これからどんな風に育って欲しいかを皆で話す時間はお母さんやお父さん、おじいちゃんおばあちゃんにとってとても素敵な時間になるでしょう。