「妊娠したらタバコはやめたほうが良い」と分かっていても、なかなか辞められないタバコ。
何か上手く禁煙する方法があれば良いのですが、みなさんどうやって禁煙しているのでしょうか?
妊娠が分かったら、お腹の赤ちゃんの健康を考えてタバコはすぐにやめられるはず!なんて思っている方はいませんか?
成人女性喫煙者のおよそ5%は妊娠しても喫煙を続けているという調査結果からも分かるように、少なからず、分かっているけど止められないという妊婦さんがいるのです。
禁煙って簡単にできるもの?
長年タバコを吸っていると、脳がタバコに含まれているニコチンに依存してしまい、タバコを止めることがどんどん困難になっていきます。
最近では、禁煙外来など保険適用によって禁煙治療を行えるようになりました。
禁煙補助薬やニコチンパッチなどを使ってタバコを止める方法です。
禁煙外来の治療中はタバコを止めることができていても、治療が終わってからタバコを再開してしまう人も多く、禁煙は思っている以上に難しいのです。
妊婦さんの禁煙方法
ツワリにより、気分が悪くて自然とタバコを吸わなくなったという妊婦さんもいますが、ツワリが全くないため、タバコが吸いたくて仕方がないという妊婦さんもいます。
上記した禁煙外来では、その治療中に少なからずニコチンを摂取することになるため、妊婦さんは禁煙補助薬を飲むことが出来ません。
なので、自然と止められない場合は何か禁煙のための対策をしなければなりません。
赤ちゃんに与える悪影響を学ぶ
タバコを吸うことで、お腹の中にいる赤ちゃんにどのような害があるのかを調べてみましょう。
この悪影響を知ることで、タバコを吸うのが怖くなったという妊婦さんも多いですよ。
マタニティヨガなど体を動かす習慣を作る
何もせずにいると、ついタバコのことを考えてしまったり、吸いたくなったりしてしまいます。
禁煙によるストレスを発散するためにも、マタニティヨガやウォーキング、ストレッチなど体を動かす習慣を作りましょう。
喫煙習慣のある行動をしない
喫茶店に入ったらタバコを吸う、家事などが一段落したら休憩に一服など、知らない間に生活の中に喫煙習慣が作られています。
いつ、どんなときにタバコを吸いたくなるのか知ることによって、喫煙習慣を回避することが出来ます。
また、喫煙者と一緒に行動すると、同じような喫煙習慣の中に置かれてタバコを吸いたくなりやすい上、受動喫煙の心配もありますので注意が必要です。
口がさびしくならないようにする
タバコを吸いたくなったら、代わりの行動をとるようにしましょう。
口がさびしいと感じるとついタバコを吸いたくなってしまいますので、口がさびしくならないようにガムを噛んだり、飴を舐めたりしましょう。
妊娠中の体重増加や栄養のことを考えるとカロリーの高いものはNGです。