妊娠中の辛い便秘。悪阻と重なるともう最悪ですよね。。ここで気になるのはお腹の赤ちゃんの事。
母親が便秘だと胎児にも影響があるって噂は本当でしょうか?
自分が辛いだけだから、我慢できるからと、妊娠中の便秘を放っておいてはいけません。
便秘の症状で辛いのは確かにお母さんだけかもしれませんが、実は出産時に便秘が赤ちゃんにも良くない影響を与える可能性があるのです。
もちろん、便秘が続いたからと言って直接、胎児の健康状態や体質に影響があるわけではありません。しかし、母体の腸内細菌が赤ちゃんにも受け継がれる可能性があると言われています。
遺伝による影響以外にも、母体の便秘による影響が赤ちゃんにあることも頭に入れておいたほうが良いでしょう。
なぜ胎児はお母さんの腸内細菌の影響を受け継ぐ可能性があるのか?
羊水の中で成長している胎児は、無菌ルームにいるような状態です。ところが、出産時には一気に外界の細菌にさらされるようになります。
胎児は子宮を出て、産道を通り、外の世界に出て来ます。しかし、産道内にも細菌が生息しているため、胎児が産道を通過している間にその細菌を口の中に取り込んでしまうのです。
産道に生息している細菌は、腸内細菌に酷似しており、赤ちゃんの腸内細菌を形成する素となる可能性が高いと言われています。また、とある研究によると生後3ヶ月の赤ちゃんの腸内細菌と、お母さんの腸内細菌の75%がお母さんと共通しているというデータもあります。
もちろん、必ずしもお母さんの腸内細菌を100%引き継ぐというわけではありませんが、何らかの影響が出る可能性も高いというわけです。
便秘のお母さんから生まれた赤ちゃんにはどのような影響が出る?
腸内細菌は、体の免疫力に大きな影響を与えます。
便秘が続いていると、腸内環境が乱れ、善玉菌より悪玉菌が優位になってしまいます。悪玉菌は有毒ガスを発生させており、肌荒れや肩コリ、冷え、疲労感の蓄積、腰痛などさまざまな体の不調の原因となってしまうのです。
最近では、悪玉菌の影響で発ガン性物質が作られることもわかってきました。
便秘によって悪玉菌が優位な状態の腸内環境が、赤ちゃんに与える影響としては便秘や下痢、免疫力の低下など。また、アレルギーやアトピーも腸内環境の影響を大きく受けますので、そういった疾患を抱えてしまう原因にもなります。
生まれたばかりの赤ちゃんが便秘と下痢を繰り返すのはかわいそうですよね。。
一般的に臨月を迎える頃には、女性ホルモンによる便秘は解消されていきます。しかし、便秘の要因は女性ホルモンだけではありません。出産する日を迎えるまでに便秘を解消し、腸内環境を整えて出産に臨むためにも、出来ることはいろいろと試してみましょう。
当サイトでは妊娠初期、妊娠中期、妊娠後期それぞれの時期について、便秘の原因や解消法を記事にしています。ご参考までに。
⇒妊娠初期によくある便秘と腹痛の話。
⇒妊娠中期の便秘の原因と対策について。
⇒妊娠後期に便秘となる3つの原因。
赤ちゃんを健康に育てるためにも、お母さんの体のケアはとても大切な事です。
産まれてくる赤ちゃんのためにも、出産までに便秘を解消出来るよう頑張りましょう。