最近、妊娠中にヨガを行う『マタニティヨガ』も流行っています。
妊娠中にヨガをすることで、便秘解消効果や心のリラックス効果を得られるので、妊娠中に起こる不調を緩和し、出産に向けた体作りをすることが出来るのです。
産後ダイエットにも絶大な効果があるので、妊婦さんにヨガはとってもおすすめです。
女性の間でブームになっているヨガは、美容や健康にさまざまな効果をもたらしてくれるものです。
日々の生活の中で心身共にさまざまなストレスにさらされても、ヨガのポーズをとりながら正しい呼吸法をすることで、体の緊張がほぐれ、高ぶった神経が鎮まるのを感じ、心がリラックスしていくのを感じられるでしょう。
体の内側にある体幹を鍛えるため、ダイエット効果や美肌効果、便秘解消効果などさまざまな良い効果が得られます。
体が柔らかくないと出来ないと思っている人も多いようですが、ヨガをしていくうちに体が柔軟になっていきますので、体が硬い人でも大丈夫です。
便秘解消に効果的なヨガのポーズ
ヨガにはさまざまなポーズがありますが、便秘解消に効果のあるポーズを2つ紹介します。
ヨガはただポーズをとるのではなく、深くゆっくりと正しい呼吸をするよう意識して行うと、副交感神経が刺激され心が落ち着いていきます。
・コブラのポーズ
1.うつ伏せになり胸の横に手を置きます。
2. 脇を締めて両足を閉じ、体が一直線となって伸びているイメージを持ちます。
3.手のひらで床を押し、ゆっくりと上体を起こし背筋を伸ばします。
4.45度体を起こしたら、2~3回ゆっくりと呼吸します。
5.上体が完全に立つまで体を反らしていきます。恥骨を床に押し付け、頭の先が天井へと引っ張られているような意識を持ちましょう。深くゆっくり5回呼吸をしたらゆっくりと元の状態に戻していきます。
・三角のポーズ
1.背筋を伸ばしてまっすぐ立ちます。
2.息を吐きながら右足を後ろ側に大きく開きます。
3.右足のつま先を体の外側に向け、上体も同じ向きに向けます。
4.両手を肩の高さまで上げ、息を吐きながら左に上体を倒していきます。
5.左手が脚や床についたら右側の手を真上に伸ばします。
6.視線を上に向けゆっくり深く5回呼吸をしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻りましょう。
反対側も同じように行ってください。
妊婦さんがヨガで便秘解消するために
お腹に赤ちゃんがいるのにうつ伏せしたらダメなんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、お腹の赤ちゃんは羊水で守られているので、妊婦さんが自身が苦しくなければお腹が大きくなってからもうつ伏せになって大丈夫なようです。
ただお腹が大きくなるとバランスを崩しやすくなるので、十分注意して、無理の無い程度にすると良いでしょう。