女性の多くは便秘に悩んでいると言われています。
中でも、妊娠すると普段便秘ではなかった人でも便秘に悩まされるようになります。
お腹の赤ちゃんのために便秘薬などの薬に頼りたくないと思っている人は、ストレッチで便秘を解消してみてはいかがでしょうか。
わたしたちの体は加齢とともに固くなり、肩こりや腰痛、便秘、冷えなどの様々な不快な症状が現れますが、ストレッチをしてカチコチに凝った全身を柔らかくすると、血流が良くなり老廃物の排出が促されるようになります。
血流が良くなると体に酸素を沢山取り込むことが出来るため、自律神経のバランスも徐々に正常になっていきます。
これらによって内臓の働きもよくなっていくので、ストレッチは便秘解消に効果的なのです。
便秘を解消するためのストレッチ
内臓の働きをよくして便秘を解消するために、妊婦さんができるストレッチを3つ紹介します。
寝転んで行うストレッチ
仰向けに寝転んで、両膝を立てます。
足を肩幅に開き、息を吐きながら両膝を同方向にゆっくり左右交互に倒します。
お腹周りが伸びて、刺激が与えられているか確認しながら行いましょう。
立って行うストレッチ
足を肩幅に開いて立ち、フラフープを回す要領で腰を大きく回します。
時計回りと反時計回りに10回ずつ、2~3セット行います。
座って行うストレッチ
あぐらをかいて座り、左右交互に数回ずつ上半身を回転させます。
背中をピンと伸ばした姿勢で行うことで、腸が刺激され便秘解消に効果があります。
ストレッチで便秘解消するときのポイント
ストレッチをする時はゆっくりと体を回したり伸ばしたりして、体が刺激されていることを感じることが重要です。
痛い場合は無理をせず、痛気持ち良いと感じるくらいがちょうど良いでしょう。
体が温まっているときに行うとより効果的ですので、お風呂に入って寝る前にストレッチを行う習慣をつけるのがおススメです!
朝の排便のリズムを整えるためには、朝起きて一番にストレッチをするのも効果的です。
ストレッチは負荷が小さいので、マラソンや筋力トレーニングなどと比べると続け易い運動と言えます。
妊婦さんでも安心して行えますが、体調の悪いときに無理して行わないようにしましょう。
継続することで体の内側のインナーマッスルが鍛えられるため、便秘だけでなくダイエット効果も期待出来るかもしれません。