旅行や帰省、仕事の都合で飛行機に搭乗する機会って多いですよね?
もちろん、妊婦さんでも例外ではありません。ただ、お腹の赤ちゃんのことを考えると、飛行機に搭乗しても良いものか不安に感じる場合もあるでしょう。
妊娠中は体調と月齢によって、飛行機に搭乗するかどうか決めるようにしましょう。
航空会社の規定でも妊娠中に搭乗出来ないという定めは無く、健康状態が良い妊婦さんであれば、飛行機に搭乗しても構いません。
妊娠中いつから飛行機に搭乗出来る?
妊娠が発覚したからと言って、すぐに飛行機に搭乗出来なくなるわけではありません。
ただ、妊娠2ヶ月目(6~7週目)は一番流産しやすい月齢で、3ヶ月目、8~11週目はツワリがひどくなりやすい時期だということを考慮して、飛行機の搭乗を控える方が良いでしょう。
飛行機の搭乗は、安定期に入る4ヶ月目(12週目)以降がベストですが、ツワリが長引いて、体調が安定しない場合はもう少し様子を見るようにしましょう。
妊娠中毒症や全治胎盤など何らかの症状を抱えている場合は、搭乗前に産婦人科で相談してみましょう。
いつまで飛行機に搭乗出来る?
飛行機に搭乗するのは7ヶ月、28週目までを目安にして下さい。
妊娠後期になってくるとお腹が出てきて、バランスを崩しやすく転倒の危険が出てきますので、飛行機の搭乗を控える方が良いでしょう。
また、お腹の中の赤ちゃんが大きくなることで、臓器が圧迫されて血流が悪くなっていますので、こむら返りが起きやすくなったり、トイレが近くなったりしてしまうのです。
妊婦さんが飛行機に搭乗する際の注意点
ここでは、妊婦さんが飛行機に乗るときに注意することを紹介します。
気圧の変化
機内は与圧装置によって一定の気圧が保たれていますが、地上で生活をしているときとは違う状態です。
腸管内のガスが膨張しやすいため、飛行機搭乗前は炭酸飲料を避けましょう。
手荷物検査
搭乗ゲートで行われるチェックは、高周波によるチェックのみです。
手荷物にはX線が使われますが、人体のチェックには使われませんので、安心してチェックを受けて大丈夫です。
臨月の飛行機搭乗について
各航空会社ともに出産予定日の28日前からは、診断書と同意書の提出が必要と定められています。
臨月に入って飛行機に搭乗することはほぼないと思いますが、万が一の場合はまず搭乗する航空会社に問い合わせてみましょう。